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猫の換毛期を理解して抜け毛に悩まない快適なキャットライフを送ろう!

2019年10月15日

猫は年に2回換毛期が訪れます。換毛期とは犬が自分の体を暑さや寒さから守るため、体の毛を生え変える時期ことです。猫にとって換毛期は、自分の身を守る大切な時期です。

換毛期には部屋に毛が散らばる他、毛球症になってしまうなど、飼い主にとって悩みが多い時期です。

今回は猫の換毛期の大切さや、飼い主としてするべきことを見ていきましょう。

ハリボー
ハリボー

換毛期って全ての猫に訪れるのかな?

ほとんどの猫に訪れるけど例外もいるみたいだよ。

ヒナ
ヒナ

換毛期ってなに?

被毛の役割

ハリボー
ハリボー

そもそも猫にとっての被毛って何の役割があるんだろう?

換毛期についての前に、まずは猫の被毛の役割について見ていきましょう。

私たち人間は夏には汗をかき、冬には暖かい血液を体に巡らせることによって体温を調整しています。その他、衣類の調整やエアコンの利用など意識的に行なっているものもあります。

しかし猫にはこれらの体温調整ができません。そこで役に立つのがこの「被毛」です。多くの猫の被毛は2重構造になっており、アンダーコートによって体温を調整しています。(この2重構造の被毛については後ほど詳しく説明します)

夏には低い密度で毛を生やすことで通気性を良くし、冬には体に密集して生やすことで保湿・保温しています。もうお分かりかもしれませんが、この季節に適した被毛を生え変える時期のことを「換毛期」と呼びます。

換毛期はいつくる?

猫の被毛は自分の体温調整をする役割を持っており、換毛期とはこの被毛を季節に適したものに生え変える時期のことをいいます。前項でこのことが理解できたでしょうか?かわりやすく言うと換毛期とは、人間でいう衣替えのようなものです。

ハリボー
ハリボー

ってことは換毛期は暑くなった8月頃と、寒くなった12月頃に訪れるんだね!

そういうことになるね。

ヒナ
ヒナ

と、思ってしまいそうですが実は違います。私たちは「明日から衣替えをするぞー!」と思えば次の日から服を暖かいものに変えます。しかし猫の場合、換毛期に入ってから毛が生えそろうまでに約1ヶ月かかります。12月になり「寒くなってきたから毛を変えるぞー!」と思ってから変え始めると遅いのです。

換毛期は一般的に暖かくなり始める3月頃(春)と寒くなり始める10月頃 (秋)の年2回訪れます。しかし、その年の気候や個体差によって誤差はあります。春と秋に換毛期に突入し、夏の暑さ・冬の寒さに備えます。

猫は換毛期にしか毛が抜けないわけではなく、1年を通して常に毛が抜けます。猫を飼っている家の床にはたくさんの毛が落ち、毎日掃除機をかけることが大変です。しかし換毛期になると、初めて体験する飼い主は病気なのではないかとびっくりするほど毛が抜けます。猫にとって抜け毛は生理現象とも言えるので、他に変わった様子もなく元気であれば驚く必要はありません。

ですが地肌が見えるほどの抜け毛があった場合は、別の病気の可能性もあります。

ハリボー
ハリボー

ヒナちゃん、違うじゃん、3月と10月だってよ。

、、、夏と冬の被毛ってどう違うんだろうね。

ヒナ
ヒナ

夏毛と冬毛の違い

犬は春頃に夏毛が、冬頃に冬毛へと生え変わります。この夏毛と冬毛にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか?

夏毛

夏毛は少し硬めの毛が低い密度で生えます。そうすることで毛の間が風の通り道となり通気性を良くします。

夏毛は寒い冬が終わり気候が暖かくなる春(3月)頃に換毛期が訪れます。

冬毛

冬毛は夏毛よりも柔らかくふわふわとした細い毛が密集して生えます。そうすることで風の通り道が少なくなり保温 ・保湿機能が高まります。

冬毛は暑い夏が終わり、気候が涼しくなると換毛期が訪れます。

ちなみに人間は1つの毛穴から2~3本の毛が生えてきますが、猫の場合1つの毛穴から6本程度の毛が生えてきます。

2種類の毛の種類

犬と猫

先ほど多くの猫の被毛は2重構造になっていると説明しました。その2種類とは、上毛であるオーバーコートと下毛であるアンダーコートです。

オーバーコートは表面から見える毛で長さがばらばらであり、皮膚を守る役割を持っています。家で飼う猫にはあまり関係がないかもしれませんが、水を弾いたり直射日光を皮膚に直接当てないことで皮膚を守っています。

アンダーコートは一定の長さで生えており皮膚を保湿・保温する役割を持っています。夏・冬それぞれの気候に合わせたアンダーコートを生やすことで暑さや寒さから身を守ってくれます。今回のテーマである「換毛期」は、このアンダーコートの生え変わりのことです。

シングルコートとダブルコート

犬や猫は2種類の毛の生え方があります。これはオーバーコートとアンダーコートの生え方によって決まります。

シングルコート・・・アンダーコートが生えずにオーバーコートのみ生える個体を言います。基本的に季節による換毛期はありません。

ダブルコート・・・被毛がアンダーコートとオーバーコートの二重構造になっている個体を言います。季節による換毛期があり、春・秋に被毛が生え変わります。

ハリボー
ハリボー

シングルコートとダブルコートってそれぞれどんな種類の猫が当てはまるのかな?

いっぱい種類がいて書ききれないけど有名な猫を表にまとめてみたよ。このサイトで紹介したことがある猫種はリンクが貼ってあるから、気になったら見に行ってね。 

ヒナ
ヒナ
シングルコート ダブルコート
長毛 バリニーズ
ターキッシュ
メインクーン など
マンチカン
ラグドール
ノルウェージャンフォレストキャット など
短毛 ベンガル
シンガプーラ
コラット など
アメリカンショートヘア
ブリティッシュショートヘア
ロシアンブルー など

基本的に長毛の猫はダブルコートの被毛を持っている場合が多いですが、例外もあります。代表的な長毛猫であるノルウェージャンフォレストキャットはダブルコートに該当しますが、上表を見てもらえればわかる通り、同じく代表的な長毛猫であるメインクーンはシングルコートに該当します

必ずしも長毛であればダブルコート、短毛であればシングルコートというわけではありません。

室内飼いの場合換毛期が来ない?

猫を室内で飼っている場合、ダブルコートの個体でも換毛期が来ない場合が多いです。換毛期は主に体温調整のために訪れますが、室内で過ごす猫は年中エアコンによって過ごしやすい環境下で過ごしている場合がほとんどでしょう。つまり外で過ごす子と異なり夏と冬とで毛を生え変え体温を調整する必要性がありません。

これにより、室内で飼う猫は春と秋に換毛期が訪れないことが多いとされています。もちろん家で飼っていても通常通り換毛期が訪れる場合もあります。

しかし注意しなければならないのが、換毛期が訪れなくても年中毛が生え変わるということです。

私は現在家で猫を飼っていますが、以前外で猫を飼っていた経験があります。ちなみに両方ともダブルコートで被毛の厚い短毛猫です。外猫は普段あまり毛が抜ける印象がありませんでしたが、たまに抜け毛が多いときがありました(このときは猫に関する知識がなかったためよくわかっていませんでしたが、今思えばこれが換毛期だったと思います)。

しかし家で飼っている猫は年中毛がたくさん抜けます。春頃と秋頃は特に毛が多く抜ける印象ではありますが、それでも1年を通してそこまでの差はありません。ちなみに現在家でシングルコートの短毛種の猫も一緒に飼っていますが、この猫は1年を通して抜け毛がそこまで目立つことはありません。

換毛期に気をつけること

猫ブラッシング

換毛期には家の中を大量の毛が舞い、飼い主を毎年悩ませます。

部屋のいたるところに毛が!

床に座るとお尻に毛が!!

部屋にいるだけなのに服に毛が!!!

抱っこをしたら服が毛まみれ!!!!

このような悩みを持ったことのある飼い主は多いはずです。スーツを着たとき猫がとびついてくるとそれはもう大変なことになります。

換毛期にはブラッシングが大切

猫は必ず毛が生え変わる動物です。部屋に舞う毛や服につく毛を完全に解消させることはほぼ不可能ですが、日々のお手入れによって少しでもラクに過ごすことは可能です。最も有効な手入れ方法はやはりブラッシングでしょう。

大量の毛が抜ける換毛期には適切なブラッシングをしてあげることで少しでも抜け毛が部屋に舞うことを解消することができます。特に春の夏毛への換毛期は冬の寒い時期を乗り越えるためにみっしりと生えていたアンダーコートが大量に抜け落ちます。このアンダーコートをブラッシングによって落としてあげるだけで部屋が毛まみれになることをかなり防ぐことができます。

アンダーコートを取り除くのにオススメな方法はファーミネーターを使用することです。もともとプロ用に開発されたものですが、初心者でも簡単に使用でき驚くほどの毛を取り除くことができます。様々なサイズラインナップがあり、自分の飼っている猫のサイズ・被毛の長さに合わせて商品を購入することができます。

デメリットとしては、他のブラシと比較して値段が高額な点です。ですが、その値段に見合っただけの効果は期待できます。私は5年前に初めて購入しましたが、壊れることなく今も現役で使用しています。

ファーミネーターに関しては別記事に詳しくまとめていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

毛球症に気をつけよう

前項で「換毛期にはブラッシングが大切」と説明しました。これは部屋に毛が散らばることを防止するためでもありますが、同時に「毛球症」という病気の予防にもつながります。

毛球症とはグルーミング(毛づくろい)によって飲み込んでしまった被毛が胃や腸に溜まることで起きる消化管の病気です。通常、猫は嘔吐することによってグルーミングによって体内に取り入れてしまった毛を排出します。猫初心者の方は飼い猫がいきなり普段出さない声を出したり異様な動作をして、嘔吐する姿に驚くことが多いでしょう。

しかしこれは正常なことです。逆に嘔吐を全く行わないことは毛球症になってしまう可能性があるため注意が必要です。体外へ毛を排出させないと体内にどんどん毛がたまってしまい毛球症となります。最悪の場合、毛玉が腸内に詰まってしまい手術によって取り除かないといけなくなってしまいます。

しかし胃や腸の中に毛玉が溜まるといってもあまりイメージがつかないと思います。イメージとしては被毛が体内で潰されることで下の写真のフェルトのような毛玉が出来上がります。猫の腸は1cm程度のものしか通過できないとされているため、このフェルトのようなものが腸に詰まると考えたら毛球症がどのようなものかがイメージつきやすいのではないでしょうか?

毛玉

ちなみに毛球症は特に長毛猫がなりやすい病気ですが、その他うさぎやフェレットに起きる場合があります。犬でも毛球症になってしまったという事例はあるそうですが、かなり稀なケースです。

今回のまとめ

猫は長毛猫・短毛猫・シングルコート・ダブルコートに関わらず、必ず毛が抜ける動物です。年中毛が抜けますが、特に換毛期にはいつも以上の毛が抜けるため、初めて猫を飼う人は驚くかもしれません。家で飼っている場合、換毛期が訪れない場合もありますが、それでも1年を通して常に毛が抜けます。

猫にとって被毛はとても重要な役割を持っており、換毛期もまた猫にとって自分を守るための大切な時期となります。多くの飼い主にとって換毛期は、部屋に毛が舞うなど悩みの多い時期でしょう。いい餌を与えてもたくさん遊んでストレスを与えないようにしても抜け毛をゼロにすることは不可能です。

換毛期は猫にとって大切なものだと理解し、抜け毛を取り除くお手伝いとしてブラッシングをすることで部屋に舞う抜け毛の量は大幅に減らすことが可能です。ブラッシングは毛球症の予防にもつながるため、猫を飼ったら必ずしてあげてください。

余談ですが、実は抜け毛がほとんどない猫がいます。「スフィンクス」という猫で「無毛の猫」と言われています。厳密には薄い被毛が生えていますが、遠目で見ると完全に無毛な猫です。もちろん通常の猫と比較すると抜け毛がほとんどありません。

もし「猫を飼いたいけど抜け毛だけは絶対に嫌だ!」という人がいましたらスフィンクスも検討してみてはどうでしょうか?

ヒナとハリボーの部屋

ハリボー
ハリボー

毛が生え変わるのって部屋に毛が散乱して大変だけどきちんと意味があるんだね。

部屋で飼っている子やシングルコートの子は換毛期が訪れないこともあるけど、年中生え変わるからブラッシングは絶対必要なんだよ。

ヒナ
ヒナ
ハリボー
ハリボー

ブラッシングは部屋に毛をばらまかないこと以外にも猫の毛球症予防にもなる大切なことなんだね。

毛球症になってしまうと最悪手術しないといけなくなるから特に長毛猫は注意が必要なんだよ。

ヒナ
ヒナ