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災害から大切なペットを守るための備え方

2019年10月日本に上陸した台風19号は、過去最大級の強さのものでした。多大な被害を出し、これから復興までに時間がかかると思います。被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。

ペットの数が増えてきた日本において、「飼い主とペットが離れ離れになってしまう」という事例が増えてきています。また、避難所においてペットに関するトラブルも問題になっています。自然災害の多い日本でペットを飼っている人は、ペットを守る・他者に迷惑をかけないために日頃から災害対策をする必要があります。

今回はペットを飼っている人が自然災害にどう備えるべきかを見ていきましょう。

※本記事は犬・猫を飼っている飼い主向けに書いています。その他のペットを飼っている場合は参考にならない点もありますが、ご了承ください。

ペットを守ることは飼い主の役目

ハリボー
ハリボー

災害があったとき、テレビやネットを見てペットと飼い主が離れ離れになっていないかも心配になるんだよね。

ペットをしっかりと守ることも飼い主の役割だよ。

ヒナ
ヒナ

近年(2019年10月)、日本では犬や猫を飼う人が増えています。ペットフード協会が毎年実施している「犬猫飼育実態調査」によると、2018年は犬が890万3千頭、猫が964万9千頭が飼育されているそうです。

以前は犬よりも猫の飼育数の方が多かったのですが、近年は猫の飼育数が逆転しています。これに対して私なりの考えをまとめた記事がありますので、興味のある方はぜひご覧ください。

猫の飼育数が逆転した理由について知りたい! 猫ブームが到来した理由とは?

ペットと飼い主が離れ離れに

日本では毎年台風や地震などの自然災害が問題となっています。ペットが増えている現在、自然災害によってペットと飼い主が離れ離れになるという事例も多発しています。

はぐれてしまったペットを保護するには、多大な労力・時間を必要とします。それだけでなく、その間飼い主は心配な思いをし、ペットも過酷な環境下で生きていく必要があります。もちろんその間に衰弱・死亡する恐れもあり、野生の犬や猫が繁殖していくこともありました。

また、やんちゃな性格の犬は他者へ危害を加えるという可能性も考えられます。

ペットを守る対策をとる

災害はいつ起こるかわかりません。災害に備えて家具を固定する・非常食を用意する・避難場所をチェックするなどの対策をとっている家庭も多いかと思います。

しかし、ペットに対する災害対策をしている家庭は少ないのではないでしょうか?先ほど説明した通り、災害時にペットと離れ離れになってしまうと見つけ出すことが困難で、最悪死に至ることも考えられます。

災害時にペットを守ることは、飼い主の役目です。

ペットの災害対策

ペットを飼っている人はいつ起きるかかわからない災害時に備えて対策を取る必要があるよ。

ヒナ
ヒナ
ハリボー
ハリボー

そのときに何を準備しよう?って慌てないようにしたいね。

物の準備以外にも他の人や動物と共存できるようにしつけや健康管理もしっかりとね!

ヒナ
ヒナ

住まいの対策

災害時にペットを守ることは飼い主の役目です。ペットを守るためにまず最優先することは「自分の身を守ること」です。家具の転倒防止や住まいの耐震強化などをすることが、飼い主を守りペットを守ることにもつながります。

その上で、ペットの飼育場所の災害時に対する安全確保を考えましょう。

室内飼いの場合

家で飼っている場合、犬猫の飼育ケージは丈夫で転倒しにくいものを選び、近くに転倒する可能性のある大型家具や家電がない場所に設置しましょう。やむをえない場合は大型家具や家電が絶対に転倒しないようにしっかりと固定しましょう。

外飼いの場合

外で飼う場合は何かに紐や鎖でくくりつけておく場合がほとんどです。(犬の場合)

くくりつける場所はブロック塀など地震によって崩れやすい場所・窓ガラスの近く・倒れやすい建物や倉庫の近くは避けましょう。また、鎖や首輪が劣化して切れやすくなっていないか・外れそうではないかを常に確認しましょう。

健康管理

災害時は飼い主と一緒に避難しても、はぐれてしまい外で一匹になってしまったとしても、ペットはいつもと違う環境下で生活していくことになります。慣れない環境での生活はストレスとなり、体調を崩したり思わぬ病気になってしまうことも考えられます。

犬の場合は狂犬病などの予防接種、フィラリア症など寄生虫の予防接種や駆除を行いましょう。猫の場合も同様に寄生虫の予防や駆除、ノミの駆除も常に行いましょう。

また、常にブラッシングをして抜け毛を取り除くことも大切です。ペットの身体を常に清潔に保ち、避難所で多くの人と生活をする際に抜け毛などで迷惑をかけないように心がけましょう。

しつけ

多くの人と生活を共にする避難所で、他の人に迷惑をかけないためにもしつけをしましょう。

ケージに入ることを嫌がらないようにする

避難所では外にペットを放してしまうと周りの人の迷惑になります。常にケージ内で生活することになることも考えられますので、ケージ内に入ることを嫌がらないようにしつけましょう。

これは周りの人のためであると同時に、ペットのストレスを少なくすることもできます。

他の人や動物になれる

避難所ではどうしても、他の人や動物と一緒に生活することになります。日頃から他の人や動物と触れ合い慣れることで、避難所での生活もストレスを少なくすることができます。

犬の場合は日頃の散歩やドッグランで、他の犬や飼い主と触れ合ってみましょう。猫の場合は他の人や動物と触れ合うことが苦手な場合が多いので、常にケージ内に入れておくしかないかもしれません。

決められた場所での排泄

犬の場合はペットシートの上、猫の場合はお気に入りの猫砂の入ったトイレの中など、常に排泄場所を決めておきましょう。避難所での生活中、どこでも排泄をしてしまうと他の人に不愉快な思いをさせてしまいます。

不用意に吠えさせないようにする

災害時の避難場所で不用意に吠える・鳴くことは、他の人の迷惑になります。日頃から不用意に吠えたら怒るなどをしてしつけましょう。

備蓄品の用意

災害時、避難所には人間に対する物資は用意されています。しかし、ペットに対する物資が届くまでには5日ほどかかります。その間のペットに対する食事などの用意は飼い主の責任です。以下のものは避難用バッグの中に入れるなどして、災害時にする持ち出せるようにしておきましょう。

  • 1週間分のペットフードと水、食器
  • 首輪とリード
  • 持病がある場合は薬
  • トイレ用品(ペットシーツやトイレの砂など)
  • ブラシ
  • おもちゃ

これに加えて、移動用のキャリーバッグやケージなども災害時は持っていきましょう。移動中に扉が開きペットが脱走してしまうことを防ぐため、ガムテープなども用意しておき扉を固定すると良いでしょう。

東日本大震災の震災初期、ペット用の救援物資を運ぶ車両は緊急車両として認められませんでした。そのため、ガソリン不足などによりペット用の救援物資がすぐに届かなかったそうです。食べ物や飲み水は持ち運べる範囲で多めに用意しておきましょう。

ペットが迷子にならないために

災害時、ペットとはぐれてしまったり、やむを得ない理由で家に残して避難するという場合もあります。その後ペットが生き残って保護されたとしても、誰のペットかわからないという事態も想定できます。

迷子になったとき、飼い主の元に帰ってこれるように以下のような対策を取りましょう。

迷子札とマイクロチップ

ハリボー
ハリボー

ペットも飼い主と離れ離れになって帰れないのは寂しいよ。

ペットが逃げ出した際、誰が飼っているペットかわかるように迷子札をとりつけた首輪を付けておきましょう。迷子札には連絡先や飼い主・ペットの名前を記載してください。

しかし首輪は切れて落としてしまう可能性もあります。いくら迷子札を付けていても切れてしまっては意味がありません。そういった事態に備え、マイクロチップを入れるといった二重対策を取ることもおすすめです。マイクロチップは体の中に入れるため、半永久的に識別可能な身分証明書となります。

自分は家で飼っているから大丈夫」と思っている人もこれらの対策は取りましょう。室内飼いでも、震災時にパニックになり開いた扉から逃げ出したり崩壊した壁の隙間から逃げ出したりしたという事例も多数報告されています。室内飼い・外飼い問わず迷子になってしまったときのための対策を取りましょう。

ワンポイント! マイクロチップとは迷子になったペットの飼い主を特定するため、動物の首の皮膚の下に挿入された直径2mm、長さ12mm程の円筒型のチップです。
このチップには15桁の個体識別番号が記録されており、マイクロチップレーダーを首元にあてることで読み取ることができます。この番号ごとに飼い主情報が記載されており、迷子になったペットの飼い主を特定することができます。
一度入れてしまえば、迷子札のように落としてしまうこともなく半永久的な身分証明書となります。しかし、記録されている飼い主情報は連絡先や住所などのため、引っ越しをして住所が変わった場合などは変更手続きをする必要があります。

携帯電話に動物の写真を保存しておく

もしペットとはぐれてしまった場合、ポスターを作成する際にペットの写真が役立ちます。また、飼い主と一緒に写っている写真は、ペットが見つかった際に自分が飼い主だという証明にもなります。

これらのために携帯電話にはペットの写真を数枚保存しておきましょう。とはいっても、ペットを飼っている人で携帯電話にペットの写真が1枚もないという人の方が珍しいかもしれません。

動物飼養可能な避難所

避難場所の確認

災害時の避難場所は地域によって異なりますが、動物飼養可能な場所と禁止の場所があります。

何も考えずに避難し、動物禁止の場所にいってしまうと他の人に迷惑をかけてしまいます。動物が好きな人もいますが、苦手な人やアレルギーを持っている人もいます。動物飼養可能な避難場所をあらかじめ確認しておきましょう。

動物が好きな人と嫌いな人がいる

冒頭でもお話しした通り、最近はペットの飼育数が増えています。ペットという存在が浸透し、「飼ってはいないけどSNSで写真・動画を見るのが好き」という人も少なくありません。このように動物が好きという人は多いです。

しかし、動物が苦手という人ももちろんいます。災害に合い避難所に避難するだけでもストレスなのに、そこで動物と一緒に暮らすということは相当なストレスになると思います。私も大の苦手な芋虫と一緒に暮らすことになったらとってもストレスです。

また、動物アレルギー持ちの人は一緒に生活することで最悪死に至ることも考えられます。

きっと動物が嫌いな人の中には「こんなときに動物のことなんて考えるな」という人もいるはずです。もちろん自分の身が一番大切ですし、避難してきて苦手な動物の鳴き声や抜け毛に悩まされることは相当なストレスなはずです。しかし、ペットを飼っている人にとってのペットは家族同然です。

自然災害の多い日本において、避難先でのペットの扱い・動物飼養可能な避難所とそうでない避難所を誰でも明確にわかるようにすることはこれからの課題ではないかと私は思っています。動物が苦手な人は少し堪える、飼い主はペットをケージから極力出さないなど、お互いに相手を思いやり我慢していくことも大切なのではないでしょうか。

今回のまとめ

現在の日本の状況

  • ペットの飼育数が犬猫合わせて約2000頭
  • 自然災害が多く、ペットが迷子になってしまうことが多い
  • ペットに対する救援物資が少ない、届くのが遅い

飼い主の役割

  • 飼い主は自分の身を第一に考えると同時に、災害時にはペットを守る義務がある
  • 日頃から健康管理やしつけを行い、災害に備えた住まいの対策を行う
  • 避難時に焦らないようにペットの備蓄品をひとまとめにしておく
  • ペットが迷子になっても自分の元に帰ってこれるよう、迷子札やマイクロチップの取り付けをする

ヒナとハリボーの部屋

ハリボー
ハリボー

日本は自然災害が多いから、日頃から対策を取らないとね。

そのときになって慌てたり、他の人に迷惑をかけないようにする必要があるよ。

ヒナ
ヒナ
ハリボー
ハリボー

他の人の迷惑にならないように動物飼養が大丈夫な場所も確認しないとだね。

あとは迷子札とマイクロチップを取り付けて、迷子になっても自分の元に返ってこれるようにしてあげてね。

ヒナ
ヒナ
ハリボー
ハリボー

ヒナちゃんも災害時には僕のこと守ってね?