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犬の病気と対策【フレンチブルドッグ】

2019年11月6日

人間が病気をするように、犬も様々な病気にかかってしまいます。犬種によってかかりやすい病気や遺伝性疾患が異なり、飼い主は対策を取る必要があります。

今回は闘犬の血を引くけど実はとても穏やか「フレンチブルドッグ」のかかりやすい病気と対策方法を見ていきましょう。

フレンチブルドッグのかかりやすい病気

フレンチブルドッグは見た目の特徴の、鼻が短いことが原因で起こる病気もあるよ。

ヒナ
ヒナ
ハリボー
ハリボー

あと確か激しい運動もあまりよくなかったよね?

運動不足もだめだから、激しくなく適度な運動をさせることが大切だよ。

ヒナ
ヒナ

尿管結石

原因と症状

尿管結石は人間でもよくかかる病気で、尿管に結石が生じてしまう病気です。とても痛みを伴う病気で、人間の「3大激痛」とも呼ばれています。

尿管結石の原因と症状は以下の通りです。

         
原因運動量が少ない
水分の摂取量が少ない
尿石を構成する成分が含まれる食事を与える
症状なかなかおしっこがでずに頻繁にトイレに行く
トイレ以外の場所でおしっこをするようになった
血尿が出る
おしっこの際、痛そうに鳴く

対策

尿管結石は上記表の原因を取り除くことです。日頃の食生活を見直すことや水分をしっかりと摂取させること、毎日の散歩を欠かさずしっかりと適度な運動をさせることが大切です。

ミニチュアシュナウザーのような結石ができやすい犬種は、結石の原因となる成分を含まない餌を与えることも予防方法としての効果が期待できます。

短頭種気道症候群

症状と原因

短頭種気道症候群は「短頭種」の犬が発症しやすく、呼吸困難を引き起こし最悪死に至る病気です。

短頭種気道症候群を発症したおそれのある犬の呼吸の症状として、いびきのような呼吸音や、喉・気管から「ヒューヒュー」というような音が聞こえてくることもあります。重症化すると、口を開けいつも以上に早い呼吸をするようになります。

犬は人間のように汗をかかないため「呼吸によって体温を調整する動物」で、呼吸が正常にできないことで体温調整がうまくできなくなります。そうすると体温が高温になり失神や呼吸困難を引き起こし、命に関わる可能性がでてきます。

短頭種気道症候群は若年齢から発症する場合が多いですが、飼い主が気づかない・呼吸に対して違和感を持たないことから異常に気づかないことが多いです。

短頭種とは「頭蓋骨の長さに比べて鼻の長さが短い」犬または猫のことで、フレンチブルドッグもこれに分類されます。短頭種気道症候群は呼吸器に異常をもたらす病気で、気道(鼻・喉など)が異常に狭くなることで発症します。

短頭種の犬は品種改良により鼻が短く、他の品種の犬よりも気道が狭くなっています。これにより、呼吸の際気道に圧力がかかりやすくなります。

対策方法

対策方法は、短頭種気道症候群のリスクを取り除くことです。このリスクとは大きく分けて3つあり、以下のような対策を行いリスクを取り除きましょう。

リスク 対策
高温 ・長時間の散歩はさける
・室内はエアコンにより適温に保つ
・夏場、車内に放置しないようにする
興奮 ・激しい運動はさける
・犬の嫌がること(ストレスをためること)をしない
・子犬の頃からしつけをする
肥満 ・栄養バランスを考えた食事を与える(食事管理)
・おやつをあたえすぎない
・適度な運動をする

食物アレルギー

症状と原因

犬の食物アレルギー(食品過敏症)は、食べ物・食品添加物の摂取により皮膚や消化器官に対し症状をもたらす病気です。外観からは発症がわからない病気で、犬がいつも以上に身体を掻いたり皮膚を舐めたりするという症状があります。発症部位を床にこすりつけることもあります。

食物アレルギーによる皮膚炎がおこりやすい部位は、主に顔(目・口・耳周囲)、股部(脇・内股・肉球の間)、先端部(尻尾・足先)などです。また、二次的に細菌感染を起こしている場合もあり、その場合痒みに加えて匂いが強くなります。腸を刺激することにより嘔吐や下痢をもたらすこともあります。

犬の食物アレルギーの原因は全て食事にあります。原因物質は主にタンパク質で、タンパク質の中でも大きな構造をした「高分子タンパク質」に対して過敏反応を起こす場合が多いです。原因としてあげられる食べ物は、肉類・乳製品・卵・穀物(とうもろこし、小麦など)です。これ以外にもタンパク質や食品添加物を含む食材は、アレルゲン(アレルギー反応を起こす原因となる物質)となる可能性はあります。

対策方法

食物アレルギーは、食事管理によって予防することが可能です。高分子タンパク質はアレルゲンとなるため摂取を控え、低分子タンパク質・アミノ酸を用いた食事や栄養バランスを考えた自家製の食事を与えることも効果的です。

食物アレルギーは多くの犬種で確認されていますが、フレンチブルドッグは好発犬種として挙げられます。このような犬は餌を選ぶ際は「安いからこれでいい」「これは高いから間違いない」などという選び方ではなく、成分表を見てアレルゲンになる可能性のある栄養素が含まれていないかを確認することも大切です。

発症した際の治療法も食事による治療(食事療養)を行います。そのためにはまずアレルゲンを特定する必要があります。アレルゲンは除去食試験・負荷試験によって特定します。

除去食試験・負荷試験の方法は以下の通りです。

除去食試験
1.血液検査、与えた食事から予測してアレルゲンを把握
2.把握したアレルゲンを除去した食事を与える
3.1〜2ヶ月様子を見て、皮膚炎が治ればアレルゲンを暫定的に特定
負荷試験
1.除去食試験によりアレルゲンを特定
2.アレルゲンを含んだ通常食に戻す
3.1〜2週間で下痢・皮膚炎が再発したらアレルゲンと完全に特定

除去食試験によってアレルゲンを特定したら、負荷試験をは行わない場合も多いです。食物皮膚炎は他のアレルギー疾患と比較して完治がしやすい病気です。アレルゲンを特定したら、絶対にアレルゲンを含む食事を与えないようにすることで再発を防止できます。

食物アレルギーによる皮膚炎に対して、ステロイド剤を使用することもあります。しかし、他の皮膚炎と比べていまいち状態がよくならないため、上記のような「食事療養」を行うことが重要です。

熱中症

私たち人間は、「汗をかくこと」によって体温調節をします。しかし犬は汗をかかないため「呼吸による体内の換気」によって、体温調節をします。

しかし、フレンチブルドッグのような短頭種は呼吸器が短い犬種です。呼吸器が短いと呼吸不全になる可能性があり、それにより体温を調節できなくなります。夏場の暑い時期や温暖地方では、体温の調整が難しいフレンチブルドッグは「熱中症」になりやすいです。

熱中症は対処が遅れると最悪死に至る病気です。どんな症状があるのか、もしなってしまったらどう応急処置をするべきかを知っておくことが大切です。

犬の熱中症については「ペットと一緒に暑い夏を乗り切ろう!犬の熱中症対策!」の記事をご覧ください。

フレンチブルドッグの平均寿命

フレンチブルドッグの平均寿命は10〜11才で、小型犬としてはやや短命です。他の犬種に比べて短命なフレンチブルドッグは、10才を越えると「フェアリー期」とも呼ばれます。フェアリーとは「妖精」という意味を持っており、フレンチブルドッグが10才を越えることは奇跡的だとされていました。

しかし近年、動物医学の進歩によりフレンチブルドッグの寿命は伸び、10才を越えることは奇跡的ではありません。正しい食事管理や適度な運動、熱中症対策を行い、「フェアリー期」を超えても元気でいてもらいましょう。

ちなみにツイッターなどSNSで、「#フェアリー期」で調べてみてみると、お年寄りのかわいいフレブルの写真がたくさん投稿されているのを見ることができます。興味のある方はぜひ検索してみてください。

ヒナとハリボーの部屋

ハリボー
ハリボー

食事管理と適度な運動と熱中症対策だけ注意すれば健康でいてくれそうだね。

そう簡単ではないかもしれないけど、しっかり対策をしてフェアリー期を迎えて欲しいな。

ヒナ
ヒナ
ハリボー
ハリボー

でも10才をこえることも珍しくないんだね。もう15才をこして「アマテラス期」とかになろうよ。

え?妖精から神様になるの?

ヒナ
ヒナ