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犬の病気と対策【ヨークシャーテリア】

人間が病気をするように、犬も様々な病気にかかってしまいます。犬種によってかかりやすい病気や遺伝性疾患が異なり、飼い主は対策を取る必要があります。

今回は気品の高い長毛が特徴的「ヨークシャーテリア」のかかりやすい病気と対策方法を見ていきましょう。

ヨークシャーテリアのかかりやすい病気

ヨークシャーテリアがかかりやすい病気としては、門脈シャントが有名だよ。

ヒナ
ヒナ
ハリボー
ハリボー

なんかかっこいいね。

先天性門脈体静脈短絡

症状と原因

先天性門脈体静脈短絡(別名:先天性門脈シャント)は、名前の通り先天性の病気です。門脈・大静脈の間にシャント血管という血管ができてしまうことで発症します。

門脈とは腸から肝臓に流れ込む太い静脈血管のことで、以下のような働きをします。

  1. 腸から吸収した栄養素・腸の細菌が作ったアンモニアなどの毒素を吸収
  2. アンモニアなどの毒素が門脈を通り、血液・酸素とともに肝臓に流れる
  3. アンモニアは無毒化され、尿素に変換
  4. 腎臓で尿として排泄される

門脈シャントができると、門脈から肝臓への道中、他の静脈への逃げ道ができてしまいます。すると上の働きと同時に、門脈シャントにより以下のような障害が起きてしまいます。

  1. 腸から吸収した栄養素・腸の細菌が作ったアンモニアなどの毒素を吸収
  2. アンモニアが門脈シャントを通り他の静脈へ流れる
  3. 無毒化されていないアンモニアが全身を巡る
  4. アンモニアが全身を巡ることで脳障害を引き起こす
  5. 門脈シャントを通り血液・酸素が別の静脈を流れ、肝臓に血液・酸素が十分に供給されなくなる
  6. 肝臓は小さくなり、機能が低下する
  7. 肝機能低下により尿管結石ができやすくなる

先天性門脈体静脈短絡になると、食べる量が減り不健康に痩せてしまいます。また、多飲多尿も症状としてあげられます。その他、痙攣(けいれん)を起こす・よだれを垂らす・嘔吐や下痢などの症状も見られます。尿管結石ができてしまった場合は、頻尿や血尿、排尿困難といった症状も現れます。

対策方法

先天性門脈体静脈短絡は先天性の病気なため、予防法はありません。ヨークシャーテリアを含め多くの犬種に発生しますが、発症する場合は2歳未満で症状が現れることが多いです。怪しいと思ったらすぐに動物病院を受診しましょう。

治療法は以下のようなものが行われます。

食事管理
低タンパク食を少量頻回に与え、血液中のアンモニア濃度を上昇させないようにする
内科療法
解毒治療や肝臓保護薬の投薬
外科治療
手術によりシャント血管を縛って止める

膝蓋骨脱臼

症状と原因

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)とは、膝蓋骨(膝のおさら)が滑車溝(モモの骨にある関節部)から外れることです。

外傷性の場合もありますが、先天性の場合や発育に伴い発症してくることが多いです。遺伝的要因が強く関係しており(外傷の場合は除く)、柴犬などの小型犬に多く見られます。

膝蓋骨脱臼はの症状は、Singletonと呼ばれる分類で重症度を以下のように表します。

分類 状   態 症   状
グレード1 通常時は滑車溝に収まっているが、膝蓋骨を押すと脱臼する 無症状〜ときどき軽い症状
グレード2 自然に脱臼と整復を繰り返す 無症状〜重度まで様々。軽度の骨格変形を起こす。
グレード3 通常時は脱臼しているが、整復できる 歩き方に異常が出る。骨格の変形が目立つ。
グレード4 常に脱臼しており、整復不能 重度の骨格変形。足が使えず歩くことができない。

対策

膝蓋骨脱臼は遺伝疾患なため完全な予防法はありませんが、以下のように環境・生活習慣を変えるだけでも予防につながります。

  • 階段などの段差を犬が登り降りできないようにする
  • 滑りやすいフローリングなどにはカーペットを敷いて滑りにくくする
  • 体重の管理をする
  • 毎日散歩に行くようにして、筋肉が衰えないようにする

グレードが低い状態で発見できれば、薬の投薬と生活習慣の改善によって信仰を抑制することができます。少しでも怪しいと思えば、迷わずに動物病院を受診しましょう。

腸リンパ菅拡張症

症状と原因

腸リンパ管拡張症は、腸の中にリンパ液が漏出してしまう病気です。腸のリンパ液の流れに障害が起き、リンパ管が拡張・破綻することにより、腸の中にリンパ液が漏出します。リンパ液の流れに障害が起きる理由はさまざまですが、先天的にリンパ管に奇形がある・リンパ循環障害から引き起こる・心臓病により静脈圧が上昇し、リンパ液を鬱滞(うったい)させ以上が起こるなどがあります。

症状は食欲不振・十分な食事をしているにも関わらず痩せている・嘔吐や下痢などです。

また、リンパ液はタンパク質・脂質を含んでいます。リンパ液が腸へ漏出し体外へ排出されてしまうと、体内のタンパク質量が減少してしまいます。すると低タンパク血症を引き起こしてしまいます。低タンパク血症になると、血管内に水分を保てなくなり「むくみ」が生じます。腹水(お腹がふくれる)・胸水(息が苦しそうにする)や、足先や顔が太くなるような症状が現れます。

対策方法

腸リンパ管拡張症の決定的な予防法はありません。完治することも難しい病気ですが、早期治療をすることで安定した生活を送ることも可能です。治療法としては主に、腸のリンパ管の負担を減らすために低脂肪・良タンパク質の食事を与える食事治療、腸の炎症を抑える・むくみを取る薬の投薬による対症療法が行われます。

どの犬種にも発症する可能性のある病気ですが、ヨークシャーテリアにはよく見られます。上記のような症状が見られたらすぐに動物病院を受診し、早期発見を心がけましょう。

白内障

症状と原因

白内障(はくないしょう)とは、目の中にある水晶体が白く濁り視力が損なわれる病気です。水晶体は外光を集めピントを合わせる働きをしており、健康状態では透明色です。この水晶体が白く濁ってしまうことでこれらの働きができなくなり、視力が損なわれてしまいます。白内障になった目を正面から見ると、瞳孔(どうこう)の奥が白く見えます。

白内障には、「老年性白内障」と呼ばれる老化とともに発症しゆっくり進行していくものや、「若年性白内障」と呼ばれる遺伝的要因により8才ごろまでに発症するものがあります。これ以外にも生まれつき水晶体が濁っている「先天性白内障」や外傷による白内障などがあります。その他、糖尿病・栄養欠乏。ホルモンの病気などが原因となり引き起こることもあります。

白内障の症状は以下の通りです。

老年性白内障
老化とともに発症し、ゆっくりと進行する。少しずつ視力の低下が起こり、物にぶつかったりつまずくようになる。目の炎症を伴う場合は、まぶしそうにしたり目をこすったりする。進行することで視力を完全に失ってしまうこともある。
若年性白内障
遺伝的要因により8才ごろまでに発症する場合が多い。目の奥にある網膜の変化から始まることが多い。白内障の症状である目が白くなる前から、物ぶつかったりつまずいたりする症状が現れ、視力が低下し始める。

対策方法

白内障は遺伝・老化によって引き起こされるため、予防が難しい病気です。柴犬などの白内障にかかりやすい犬種は動物病院で定期的な検査を受け、早期発見・早期治療が大切です。

視力がまだ失われていない段階では、目薬や飲み薬により進行を抑えることが可能です。

症状が進行し、物にぶつかったりつまずいたりなど日常生活が困難な場合は、外科的な治療を行います。しかし、若年性白内障などで網膜の機能が低下している場合、視力の回復はあまり期待できません。

ヨークシャーテリアの平均寿命

ヨークシャーテリアの平均寿命は、12~16歳です。犬としては長生きで、超小型犬種としてはトイプードルに次いで2番目に平均寿命が長い犬種とされています。

犬の寿命は小型>超小型>中型>大型の順に平均寿命が変わってきます。小型種は平均寿命が高いですが、「極小サイズ」や「ティーカップサイズ」など一定以下に小さくなると寿命が短くなっていく傾向にあります。このことから、ティーカップヨーキー(JKC(ジャパンケンネルクラブ)により規定されている「2kg未満」のヨークシャーテリア)は規定サイズの子と比べて寿命が短くなることが多いです。

小さい子はかわいい」という気持ちもわかりますが、小さすぎる子は病弱な子が多いのも事実です。全てに子が当てはまるとは言えませんが、ティーカップヨーキー含め「極小サイズ」「ティーカップサイズ」と呼ばれる子は健康面に問題がある可能性が高いことを理解しましょう。

ヒナとハリボーの部屋

ハリボー
ハリボー

ヨークシャーテリアは平均寿命が長いんだね。

ヨークシャーテリアに限った話じゃないけど、極小サイズになると健康面に問題がある可能性が高いよ。

ヒナ
ヒナ
ハリボー
ハリボー

だからJKCでは小さすぎる子は正式な犬種として認められないのかな?

そうだよ。でも小さい子やっぱり人気で健康面に問題がああっても売れるから、悪徳なブリーダーや販売店では健康面を考えないで繁殖させたり適切な食事を与えないで大きくさせない場所もあるらしよ。

ヒナ
ヒナ
ハリボー
ハリボー

極小サイズを飼うには注意が必要だね。

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